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HOME > 日帰り手術 > 網膜光凝固術
網膜光凝固術とはレーザー光線を網膜の傷んだ部位に照射して治療を行う方法です。
主に糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、網膜裂孔に対して行われます。
視力を回復させる治療ではなく、悪化するのを防ぐ治療となります。
血流が悪くなった領域にレーザー治療を行うことにより、網膜の虚血や低酸素の状態を改善させます。
病気の進行を抑え、失明を予防することが目的で、視力を回復させるものではありません。
網膜に穴が開いてしまう「網膜裂孔」をそのままにしておくと、その穴から眼の中の水が入りこんで網膜を剥がし、網膜剥離になる危険性があるため、穴の周りをレーザーで焼き固めます。
<手術日の数日前または当日>
手術に向けて詳しく診察、様々な検査を行います。病気の状態を得たうえで、手術日程を決めます。
※緊急性がある場合は当日行うこともあります
<手術日当日>
・来院後、瞳孔を開く目薬をさします。
・外来処置室で麻酔の点眼をさします。
・レンズを眼にあてて、レーザーを打ちます。1回のレーザー治療時間はおよそ10分~15分程度です。1日でのレーザー治療終了を予定せず、数回に分けてレーザー治療を行う場合もあります。
・しばらくお休みいただいた後、ご帰宅いただけます。
◎ 術後の注意点
・術後は日常生活の制限はありません。
・激しい運動は避けてください。
<手術日翌日から>
手術翌日~1週間後に、その後は1ヶ月後といった頻度で術後の経過観察をしていきます。
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