こんにちは。みずの眼科の水野です。
前回ブログを更新してから4か月ほど経過してしまいました。もっと、色々なことを発信したいと思いながらあっという間に時間が過ぎてしまいました。
さて、JR茨木駅の駅前にみずの眼科が開院してからちょうど9ヶ月が経過しました。毎日、様々な疾患の方が来院されます。その中でも5月ごろから少し増えているのは、学校の眼科検診で要検査として受診されるお子さんです。
文部科学省で発表された2021年度学校保健統計調査によると裸眼視力が1.0未満の割合は、年齢が高くなるにつれ増加傾向にあり、中学校で過去最多の60.28%となっています。スマホやipad使用の普及やipadなどのタブレットを使ったICT教育が推進されている現代では今後もますます近視化傾向になるだろうと思います。
当院では、近視矯正治療であるオルソケラトロジーをはじめ、多焦点ソフトコンタクトレンズ、マイオピン点眼等の低濃度アトロピン点眼液での近視抑制治療を行っております。
当院でのオルソケラトロジーによる近視矯正治療は初年度13万円(税別)かかります。一見すると非常に高額にも思えますが、2年続けると総費用が大体15万円(税別)ですので、実はコンタクトレンズを装用するのとほとんど費用は変わりません。<確定申告の医療費控除の対象にもなります>また、トライアル無料キャンペーンをしておりますので、トライアル1か月間は預り金のみで本治療をスタートしない場合のキャンセル時は全額返金となります。(2023年8月現在)
近視の進行程度や治療が適応であるか、またライフスタイルによって希望をお伺いしています。僕自身は、昔から眼鏡をかけていたので近視抑制治療をしなくても眼鏡で生活していくこと自体は問題ないと感じています。無理のない範囲でお子さんの希望を話し合あっていただきながら近視抑制治療をしていただくことが大切だと思います。屋外で遊んで太陽の光を浴びることも近視進行の予防になると言われていますので、まずは簡単なことから始めていただくこともよいかもしれません。学校検診で要検査を指摘された方は、また一年後に受診したら信じられないほど近視が進んでしまっていたということもありますので、半年に一度は近視が進んでいないかチェックされることをお勧めいたします🏥
みずの眼科には、認定視能訓練士を含む視能訓練士が(非常勤含め)5名在籍しています。弱視や斜視を見つけて治療することは特に10歳までのお子さんにとってはお子さんの視力の一生を左右することになりますので、定期的に受診して早く治療を始めるようにして下さい。スタッフたちも優しいスタッフばかりで、お子さんがなるべく怖がらないように接してくれます。
僕自身も子育て中ということもあり、小さなお子さんと接することは慣れています。ですので、なるべく怖がられないようにしたいのですが検査機器だけではなく、時には僕の顔を見るだけで泣かれてしまいます💦なんとか泣かないように診察出来ないかと未だ模索中です💦
小さいお子さんならアンパンマンが好きなので、アンパンマンの力を借りることも多々あります。
さて、当院では水曜日・土曜日に日帰り白内障手術、日帰り硝子体手術を実施しておりますが、手術を受けられる患者さまよりよく尋ねられることがあります。それは、
土曜日の翌日は休診日なので、翌日診てもらえないから不安です。
というお声をいただきます。
ご安心ください。
当院は、開院当初より土曜日に手術を受けられた患者さまの術後の翌日診察は日曜日に診察しております。また、緊急時に連絡がつくような体制も整えています。
また、これは手術後の患者さまに限らず、かかりつけの患者さまは、急患対応させていただいており、年末年始・お盆休みがある日でも連絡がつく体制を整えております。
連休中や祝日に、目のトラブルがあっても救急外来で眼科医が診察している病院は非常に限られています。本当に微力ではありますが、この茨木市の地域医療に少しでも貢献していきたいと思っております。
さてさて、ようやくみずの眼科の窓にも看板を設置しました。「眼科」の文字だけなので、見つけてもらいやすいのでないかと思っています。
茨木市の夏のイベントといえば、茨木フェスティバルだと思うのですが、先日、茨木郵便局の近くから花火が少し見えました。(きれいだったので撮ったのですが、うまく撮影できませんね💦)
猛暑が続く中、台風も近づいていますが近年の気候変動による熱中症には気をつけてお過ごしください🍉